ハーブ/精油の気質を読み解く


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”芳香成分を電子座標系グラフで読み解く
”という
授業を行うアロマセラピーのスクールって英国にあるのかなあ?

資料としては過去何度かいただいたことがありますが

私個人は単品使い以外では正直図表を確認したりする事は殆ど無いのです。

…が、今回とある精油のブレンドをクリエイトした時に、

単品の精油の電子座標
     と

その精油他の数種とブレンドした時の変化はどんな感じ?」
と気になって、

Dropsmithさん →  のソフトを使いチェックしてみました。

今回使おうと最初に選んだ精油はメリッサ/Melissa officinalis

                 ↓ ↓ ↓



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メリッサの芳香成分を電子座標図で出すと
こんな感じです。

                  ↓ ↓ ↓



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Philippe Mailhebiau氏がお伝えされてるスタイルですと
       こちら       ↓ ↓ ↓



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モノテルペン系アルデヒド(Monoterpene aldehydes)が
46.37%含まれているロットの精油ともあってどーんと目立ちますねえ。

また約25%含まれているセスキテルペン炭化水素類(Sesquiterpenes)
も
良い仕事してそうですねえ。




メリッサだけで使う事もありますが


“ちょっと香りが強いかも”

というように感じる方も
私のクライアントさんの場合多いので、

今回は

メリッサ/Melissa officinalis

スィートマージョラム/Origanum majorana

ラベンダー/Lavandula angustifolia




均等にブレンドしてみました。

                 ↓ ↓ ↓

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でもってこちらがその図になります。




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こうやって見ると結構変化があって興味深いですよね。




ブレンドの香り自体はメリッサが結構やはり強く香るんですけど
Monoterpene alcoholsが増えた分、優しい香りの印象が強くなっております。



で、ここでやめればガラス磨きをする時間ができたのですが(笑)
気になっていたメリッサの精油の図に

4気質4体液とか四大元素そしてメディスン・ホイールを

書き込んでみちゃいました。
書き間違えていないかなぁ?
ちょっと見直しが必要かもですが
 💦

                  ↓ ↓ ↓

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こうやって書き込むと



へ〜〜っ なるほど。

という自分と



う〜ん??

というモヤモヤ感となぜか両方感じてしまいます。




何だろうこのモヤモヤ感???



多分このモヤモヤ感は
「植物」「薬草」としてのメリッサと

「精油」としての メリッサの違いってあるのかな??



と読み解いてみたくなってしまった ”モヤモヤ感”の わけです。




ああ、もうここら辺で本当にやめればいいのに

続けちゃう性分の自分が嫌!

 苦笑

以下 長くなるのでお暇なときにでもよかったらスクロールして見てください 笑






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Melissa officinalis

以下は私個人の主観よりのメモになります。
今まで頭と心と体感/体験で理解していた部分を今回初めて
昔の文献を参考にもしながら文章にしてみた部分もあって
書き慣れているわけではなく、もしかしたらどこか書き間違えもあるかもしれません。
「え〜ちょっと違う気がするなあ」という意見をお持ちになる方もいらっしゃると
思いますが、個々それぞれの感じ方読み方がありますので
読み物の一つ的にさらっと読んでいただければ幸いです♡



天体:木星 (カルペパー)
   他の本では:月 の記述もされています。
サイン:蟹座(カルペパー)

黒胆汁がもたらす悩み不安を取り除く

このハーブが持つ 辛/刺激(Pungent)質により、

心臓や血管の中にある精/血流から黒胆汁を取り除く
消化の助け/脳の詰まりを取り解放
Culpeper’s Complete Herbal より


気質/度数

熱/ホット2=流体を薄める(粘りがあるものをより液体化させる)
それにより、毛穴や菅などから通り抜けやすくさせる事が出来る。

乾/ドライ2=湿気過剰状態の時、不必要な流体を取り除く


熱を熱い 寒を寒さと単純に読み取ってしまうと 
あれ?となるケースがあるので


熱・寒・乾・湿
それぞれの 1~4ある度数ごとの働きというものを理解すると
働きがより正確に見えてきます。



影響する器官:肺/心臓(心)/胃を温める

暖め粘液を冷えた肺から除去 
メランコリー(胆汁質)を取り除き不可欠な生命力/精気を大切にリフレッシュさせる

心/心臓/精神を陽気/元気づける

硬化させる性質(Cold&Dry) 湿気を吸う/取り除く
あるいは水分のバランスを取る
発汗させる性質=不必要な熱を取り除く
(Culpepper's Medicine : a practice of Western Holistic medicine by Graeme Tobyn )


気質:胆汁質&多血質
ドーシャ: P- K- V±
五行:火・木・金

心/身体にある不必要な&それによって病状が出ている
熱や粘/湿気を取り除き
( 涼・乾 :性質
憂鬱/不安な心を明るくさせる。

氣を整える/痛みを緩和:気鬱化火などからの頭痛や目眩、耳鳴り、イライラなどを鎮める。

ホットフラッシュ、消化不良、空咳を緩和させる。


感染からの熱を下げる、痰が絡む咳を鎮める 

など…  

胆汁質の 熱/乾 の気質と
多血質 熱/湿 の気質を持つからこその働きが見事ですよね。



そしてこのハーブが持つ辛/刺激(Pungent)質は「精油」が含まれているからであり、

だからこそ様々な効能もこのハーブにもたらせてくれています。

芳香族の多くは殺菌と温め効果、血液の巡りや滞りを動かす効果をもちます。
(アーユルヴェーダで言うところのカパを減らす作用)

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このハーブは見た目とっても青々しているので(触るとまた想像と違うんですが)
春のまだ若い柔らかい葉っぱを見ると最初は「水」のエレメントをイメージしちゃうかもですよね。
でも、黄色い蕾を沢山つけるこのハーブのベストな収穫時と言われる"開花直前”には、
葉や茎の触感も春の若葉とは異なるキャラクターを見せてくれますよね。


元素的特徴説から読み解いて見ても、
辛味、温かい香りを持つこのハーブは「火」の元素の特徴を持ち合わせているなぁ
と読み取る事ができますし、

その他

・蜜が豊富な花=心を開かせてくれる
・花が持つ喉の形の特徴表示とホット2の熱を持ち寒さ・冷たさへも働きかけるので
 消化燃焼に必要な温かさを持ち、消化へのケアや咳、風邪への対策に役立つ事が読み取れる他

・暖かく日光が豊富な場所で育つハーブから、「温め、乾燥させそして 元気付けるハーブ」としての特徴
・ヨーロッパ人とアメリカ先住民族の間では”正方形の茎は、神経の特徴表示”

参考文献:The Language of Plants A Guide to the Doctrine of Signatures by Julia Graves)

などの特徴説からもこのハーブの効能が読み取れますよね。


自分の経験上、薬草(植物)の味や姿形といったものから入らずに、

ハーブと惑星と関係を最初に見てしまうと
????? ってなる事も多いかもです。
(占星術に詳しい方は別ですが)
私はハーブと星の関係の理解力が非常〜〜〜に 乏しいので
特に。。。??になります
(過去に書き留めた星とハーブのお話→)



こうやって書き留めるとすごく長くなるし、
上手く(わかりやすく)
説明をするのも文才が乏しいので難しいのですが
(個々によって感じ方も違いますものね)



ハーブを見て
姿形、育っている環境、
味(匂いも)をチェックしたら、

自然と個々のハーブの性質(気質もね)大体読み解けるものですが、

精油の場合、電子座標図を見ることによって
効能などを理解するのにお役に立つと思うし、


たまにこーやって見て見るのもやはり楽しいものであります。

たまーにじゃないと
ついつい色々調べ物したり、没頭してしまい
時間があっと言う間に過ぎてしまう 苦笑。

精油もハーブも栽培場所/気候条件などによって
成分も変わりますから
当然若干の気質/性質/効能の変化もあるわけですので

ゆる〜い気持ちで変化を楽しめるように
それでいて臨機応変に対応できると良いですよね♡

拙い文章の長文に目を通していただいた皆様
ありがとうございました!




2018年10月の日本講座予定:

*各会場の内容決定及び受付準備が出来次第順にブログやFB にてご紹介させて頂予定です!

10月25日:広島
 満席 増席  
10月26日:山口 満席 キャンセル待ち受付中 →
10月27日:大阪 満席 キャンセル待ち受付中 →
10月28日:高知 高知の講座の詳細&申込はオーガナイザー 前田様まで
直接 お問い合わせ下さいませ。メールアドレス
morinoherbal640402★gmail.com(★を@マークに変えてお送りください)
10月29日:三重 満席 
10月30日:名古屋 満席 キャンセル待ち受付中   
10月31日:愛知(稲沢) プライベートグループ講座

2018年12月の日本講座予定:

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12月20日:福岡
12月21日:大阪 
12月22日:名古屋(プライベート講座)
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by PHYTOUK | 2018-10-15 19:38 | HERB


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