メディカルハーバリストの資格を英国にて習得したいというお問い合わせに関して

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毎月というわけではないけれど、
年の変わる時期や、新学期の時期などに
ちょこちょこっとですが、

「メディカルハーバリストの資格を目指したい」

とご希望される方々からお問い合わせを頂くことがあります。
ひと昔と異なり、今の日本でも、(そして英国にも)
英国で習得したメディカルハーバリストの資格を持って
活躍されて居らっしゃる方々が沢山いらっしゃいますが
その中で私の名前を見つけて頂き、お問い合わせをいただけるのはとても嬉しく思います。


ただ、なかなかご希望にあったお答えをお伝えすることが難しいので、
こちらの場所を借りて少し、
「英国で資格を取ることに関して」「それにまつわる仕事など」
問い合わせに関する事をお伝えさせてくださいませ。

今まで何度かブログなどを通じてお伝えしているのですが
私が英国でメディカルハーバリストの資格を習得した頃から、
色々なシステムも変わりましたし、
学べる場所も増えたり減ったり、学ぶ内容なども
きっと私が生徒だった時代と変化も大幅にあるかと思います。

という事で、コースに関してですが、


①コースのお問い合わせがあったときには
 → 基本、各大学のコース責任者にお問い合わせを。
②コース後の卒業後の仕事については
 → 地域性もあるのでそこの大学の卒業生にお聞きされる事。

をお勧めしております。

特に卒業後の進路って、
地方性が大きいと感じます。
また、学生前に行ってきた仕事や経験もすごく大きく関与してくるかと思います。

そして何より
一緒に学んだ仲間やその時の講師の影響もやはり
どこかで出てくると思うのです。
そして時代の流行もありますし、
今の英国がまさにそうなのですが
ハーブに関する法律の変化?? もある可能性も考えなくてはいけません。

③ コース後に「英国で働きたい」という方は
→ 英国に在住でき、働くことができるビザが必要です。

④ メディカルハーバリストを雇う雇用主の存在
→ とても少ないです。基本皆様自分で仕事を始める
「自営/自分で店やクリニック/会社を起こす」タイプが大半です。

なので、元々自立さてていて、社会経験があった方が
パパッと物事を進める事に長けて居る場合が多いかな?


基本メディカルハーバリストの資格を目指す方は
患者さんの病状を把握し、診断の上、ハーブを処方するという
ハーブ診療の仕事を行いたいといった方が多いのですが、

他にも、博士号を習得され研究の道に入られたり、
植物製剤を使った化粧品の会社で働いたり、
ハーブチンキなどを作る会社を起こしたりなど
将来のお仕事としては自分の経験や努力次第で色々な道を開けるかと思いますが、

この道35年という先輩方から何度か耳にした言葉をこちらで皆様にシェアさせて頂きますね。

・コースに入る前に
メディカルハーバリストに処方を受け
実際に自分で処方されたハーブを使用した経験をした事がある方

・今まで病気を経験した事がある方

・医学や科学に興味を持って居る方(植物への興味も勿論ですが)

の方コースを最後まで全うし、診療をするハーバリストに成れる確率が高い。


この言葉をお聞きしたのは卒業後だったのですが、確かに〜〜と
納得した覚えがあります。

ハーブの処方って実際に受けて見ないと
そして自分で使って見ないと
「どんな風にハーブが心身に影響をもたらせてくれるのか」
が分からないんですよね!

痛みには Aハーブ、熱にはBのハーブとかの、
対症療法的な使い方も勿論ありますが、
基本は全体を見て、その方に実際にお会いして処方しますので
いまだにスカイプでの診断もうちの協会はいまだに100%奨励していないし 笑
(かなり緩くなったけどね〜)

患者様の状態をしっかり見極めて、病気をしっかり把握し
患者様に合うハーブをお選びするのがメディカルハーバリストの仕事となります。

私も何人かのハーバリストさんに受け持ってもらった事がありますが、
担当のハーバリストさんが自分に合うか合わないかによって、
治療のプログレスも本当に大きな差が出てきます。

なので私から是非
『ハーバリストを目指す方にお勧めしたいのが』

実際にご自身が処方をお受けされる事

です。この経験ってすごく大きいですよ〜
あ、勿論一回きりとかじゃなくて(苦笑)
数回あるとベターです。

これはアロマセラピストやリフレクソロジストを目指す方にも
同じ事が言えると思います。
自分が目指す資格のトリートメントをまずは受けてみないとね!



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⑤資格を日本に帰ってから活かしたい。一番多い希望かな??

→ 処方などはできませんが、
商品開発などでは役立ちそうですよね! 

ただね〜 学校を卒業したての時ってホーンと知識のみで
経験が追いついていない時なんで(私もそうでした汗)
慌てずに、ゆっくり行って見てくださいね! できればハーブ処方が許されて居る英国の現場で経験を積むと最高ですよ〜


経験って本当に貴重な財産なんです。
学校での授業は「知識」学べ得ますが。
経験はクリニックや社会での実習から学べます。


大切な将来の道を選ぶ際には
是非是非後悔しないコース選び/スクール選びも行ってくださいね!
どんどん学校に、聞きたい事があれば、質問投げかけるなどして
くださいね!


私は College of Phytotherapy カレッジ オブ ファイトセラピー
という学校で学びました。
ハーバルメディスンのコース自体が
大学コースになる、ならないのちょうど変わり目の時に私は入学した生徒です。

今は残念ながら学校は無くなってしまいましたが、
私はその頃ちょっと調子が悪かった膠原病の健康面の問題と
バイトなどの他の兼ね合いもあって、少し時間は長くかかりましたが、
全日ではなく、パートタイムコースを取りましたが、
とても素晴らしいコースでしたし、

講師の面々だけでなく、その頃一緒に学んだ生徒さんたちも
既に社会人として人生の経験をされてきた方ばかりだったので、
(同期では私が一番年下でした)
いつも落ち着いた雰囲気と、
それぞれ皆さん、将来の計画(基本皆さん仕事を持っていらっしゃいます)
をしっかり持って、ハーバルメディスンのコースに入っていらっしゃった事もあり、
今でも当初の予定通りにハーブを使ったお仕事をされている方も多いです。

同期の仲間たちは他の大学の講師として、生化学やハーブを伝えたり、
ハーブショップ&クリニックを開いて活躍されている卒業生もいらっしゃいますし、
もちろん卒業生全員がハーブの仕事についたわけでは無いですが、
大方予定通りの進路を取られた方が多かったです。

College of Phytotherapyでは、
医師免許などを持つ方への特別なモジュールがあったので、
クリニックでの実習(ハーブ処方だけでなく、診断学や診察に関する基礎的な実習や検査など含む)では
GP(地域医)という医師の生徒、
オステオパスの面々が2〜3割というすごいラッキーな
年に実習を一緒にさせていただいたのもあり、
まさに「教科書以外の現場の生の声」という聞くことができる
ありがた〜〜〜い 機会を頂きながら学ばさせて頂けると環境がありました。

これは本当にありがたかったです。
医師の方々が現場で何を悩まれ、
また医師にかかる方々が何を必要とされていて
ハーブの処方やホリスティックな見解でのケアで何が出来るのか?

また金銭面の問題で、GPにしか(無料なので)来れない方。
本当はホリスティックなハーバリストの処方を受けたいが満足に受けれない患者さん方に
どんな事を私たちが出来るのか?

などといった問題を
生徒や講師の皆さんに惜しみなくシェアしてくださり、
英国の社会情勢や問題、システムを知らない自分にとっては
多くの学びというか、現実をみるという事を経験させて頂きました。

こういった事からも College of Phytotherapyは
私にとっては、本当に適していたスクールでした。

ちなみに
卒業後一緒の仕事場で働いた知人友人
同僚の内3名は C大学卒業生 4名はD大学卒業生。
ほぼ同じ時期に卒業でしたが、今でもハーブの仕事をしているメンバーは
半分以下かな?

ハーブという存在は今も昔も英国に変わりなくありますが、
日本の皆様がよくお持ちの
ハーブの本場!と言われるようなポピュラーな存在では決して無いんです。
ハーブティーなどはスーパーで見られるものでも
メディカルハーバリストに処方を受ける といった事を経験される方は
ものすご〜〜〜〜〜く少ないですし、
中医の存在は知っていても、西洋メディカルハーバリストの存在ってほとんど知られていない 
地域もあるかも。。(涙)

そんな環境ですから英国でハーブの仕事を続けるのもそんなに楽では無いです 笑
家族ができ、生活が変わり
時には愛していた仕事を一時的に辞めないといけない時もあるかと思います。


日本からわざわざ資格を取られに
英国にいらっしゃるのでしたら、一生涯の仕事にされたいって方が多いと思います。
でも、というかだからこそ、
色々ご自身で納得できるように、調べ、体験し、
そして将来の夢に向かって進むことを目指していただけたらと
思い、長くなりましたが、資格について&仕事についての情報をこのブログにてシェアさせて頂きました。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

リエコ




*2018年4月開催の講座のご案内は → Linkをご参照くださいませ。





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by PHYTOUK | 2018-01-22 22:32 | イギリス関連


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